第1回 Global Café 『Fashion Revolution Week @ TGUISS』

4月25日(火)

今年度第1回のGlobal Caféが開催されました。6年生2人が主催し、テーマは『Fashion Revolution Week @ TGUISS』です。

<主催者より>

 Fashion Revolution Week は、ファッションの生産背景を考える国際的なキャンペーンで、2013年4月24日に、1,100名以上もの衣料労働者が亡くなったバングラデシュでの「ラナ・プラザ崩壊事故」以降、毎年開催されています。このビルには、ヨーロッパの大手ファッションメーカーが多く入っており、その安全管理が疑問視されました。

 カフェの目的は、ファッションの抱える社会問題を理解し、私たちは何をするべきなのか、何ができるのかを考え直すことです。TGUISS生として、一人の消費者として、生産者や環境に配慮したファッションの新しい楽しみ方を提案しました。

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初めてGlobal Caféに参加したという前期生徒の姿も見られ、充実した時間となりました。参加者の感想からは、「今まで服を買うときに、なんでこんなに安く買えるのか不思議に思ったこともありましたが、それよりも安い洋服が買える嬉しさが大きく、そこで働いている人のことを深く知ろうとしていなかった」といった、今までの自分を振り返る感想も出ていました。

今年度も様々なテーマでのGlobal Caféが開催される予定です。

フィリピンフィールドワーク報告

2016年度フィリピンフィールドワークが実施されました。

実施日時:2016年3月20日(月)~25日(土)
実施場所:フィリピン ルソン島 主としてマニラ市・ケソン市
参加者:生徒16名(4年生・5年生)・引率教員3名

現地での体験、感じたこと等をレポートにまとめました。
フィールドワークがこれからの研究にどのように活かされていくのか楽しみにしています。

フィールドワーク概要&生徒報告書

関西学院大学SGH甲子園および神戸研修

実施日時:2017(平成29)年3月18日〜3月19日
実施場所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス、
     阪神淡路大震災人と防災未来センター、海外移住と文化の交流センター 他
主催(SGH甲子園):関西学院大学、大阪大学、大阪教育大学
目的: 関西学院大学主催「SGH甲子園」で自らの課題研究を口頭発表ないしポスター発表し、聴衆や大学教員からの評価を受けることで、自らの課題研究に資する機会を得る。また同年代の他校の高校生と「移民」や「18歳選挙権」などのテーマでディスカッションすることで、自らの知見を高めるとともに人的ネットワークを形成する。加えて神戸スタディツアーを行い、阪神淡路大震災後の復興や海外移住の歴史について、実地に即した学びを得る。
参加生徒:本校生徒4年生6名、5年生7名、合計13名。
実施概要:研修そのものは現時点で実施されていないため、予定も含めて記す。
2016年11月 参加者の募集。「SGH甲子園」への応募(12/3締め切り)。
2017年2月〜 事前学習。
3月18日(土) 神戸へ移動。
阪神淡路大震災 人と防災未来センター
海外移住と文化の交流センター
神戸ムスリムモスク、神戸港震災メモリアルパーク
3月19日(日) SGH甲子園での課題研究発表会に参加。
●本校生の発表タイトル(ポスター発表)
「視覚・嗅覚障害を持つ人に料理はどれだけ心理的貢献ができるか」
「jimotoプロジェクト」
「ムスリム観光客が日本で過ごしやすい環境を作るには?」
「留学生のためのポジティブ心理学」
「機械リサイクルによる新しい価値の創造から持続可能社会を作る」
●グループディスカッションテーマ
1. 日本が外国人労働力として移民を受け入れるにあたっての課題と解決策について
2. 日本の学校を9月入学化することの課題と解決策について
3. 日本における選挙権の18歳以上への引き下げについての課題と投票率を上げるための解決策について

フィリピンFW

実施日時:2016年3月20日(月)~25日(土)
実施場所:フィリピン ルソン島 主としてマニラ市・ケソン師
目的:生徒の課題研究の深化や検証のための調査を現地で行うとともに、東京学芸大学の協定大学であるフィリピン教育大学や現地の中等教育学校を訪問することを通して、フィリピンの現地の人々の生活や考え方を実際的に捉え、また相互の研究交流の機会を得ることで国際的に通用する課題研究の発展を促す機会とする。
参加生徒:16名(4年 11名・5年 5名)
引率教員:3名
旅程概要
月日 訪問先等 研修内容 移動手段
(曜) (発着)
3月20日 7:30羽田空港 国際線ターミナル集合    9:35発NH869   フィリピン国内移動は借り上げ車両
(月) マニラ 13:35着
*スモーキーマウンテン跡地見学など 市内見学
3月21日 10:00~ (終日)NPO法人ICAN支援先*ストリートチルドレンの支援先・交流 現地視察・交流 移動は借り上げ車両3台
(火)
3月22日 8:30 ~15:00ごろ Philippine Normal University*大学の先生のレクチャー+大学生との交流  講話・交流 移動は借り上げ車両1台
(水) 市内研修(博物館・史跡等) 現地視察
3月23日 終日 Colegio de Sta Monica de Angat*現地校交流 発表・交流 同上
(木)
3月24日 9:00 ~12:00 Asian Development Bank *スタディツアー 講話・質疑応答 同上
(金) 14:30 ~17:00 日系人リーガルサポートセンター*日系人の方と懇談・交流(場所Asian Social Institute) 講話・質疑応答・現地視察
3月25日 マニラ 14:45発NH870   同上
(土) 羽田  19:55着
宿泊先:ホテルジェンマニラ
電話番号 +63 2 795 8888
ファックス +63 2 795 8899
メール hjm@hoteljen.com
住所 3001 Roxas Boulevard, Pasay City, Manila, Philippines
訪問地と現地での活動予定
◇Colegio de Santa Monica de Angat
昨年度も訪問した学校である。フィリピンの新たな教育制度であるK-12を実施しており、従来4年間だった中等教育を6年間実施している。長い歴史を持つ学校であり、私立学校であることもあり設備はとても整っている。生徒訪問時には互いの生徒で文化交流を行い、本校生徒の課題研究テーマに従ってディスカッションを行う予定である。昨年度とは違い、事前に本校生徒の課題研究テーマを知らせ、先方の生徒にも一定の理解・関心を持ってもらった上でプレゼンテーションとディスカッションを英語で行う予定である。
◇Philippine Normal University (PNU)
昨年度も訪問した東京学芸大学の協定校であり、教員養成を専門としている大学である。現地ではPNUおよびフィリピンの教育に関する紹介と、大学生とのディスカッションを設定していただく予定である。上記の現地校同様、今年度も学生達との交流を主軸としている。本校のSGHの大テーマである「教育」にフォーカスし、日比の比較などを話題に取り上げる予定である。
◇NPO法人 ICAN(アイキャン)支援先訪問(路上の子どもたちの支援先訪問)
ICANはケソン市をはじめフィリピン各所に事務所を持つNPOであり、路上の子どもたちのサポート、ミンダナオ島における平和構築、災害支援などを行っている。昨年度は事前準備期間の関係・本校の予定した活動時間等の関係で、訪れることができなかったが、今年度は9月ごろから国内の本部と連絡をとりながら訪問のための準備を進め、実際の路上の子どもたち(ストリートチルドレン)の支援が行われている現場(センター)を訪れることに決まった。

The Outline of The Philippines Field Work 2017 by SGH

‘SGH Overseas Study—The Philippines Field Work’ is a program which provides an opportunity to encourage the further research of the students who have worked on their project studies and have applied for the SGH section of ‘ISS Challenge.’ This program contains visiting Philippine Normal University and a local secondary school, and enables students to see the life of the local people with their own eyes and learn their way of thinking practically. It also gives them an opportunity to exchange mutual research with students in the Philippines and leads them to acquire the developed and globally-acceptable study.
 DATE: March 20(MON) to March 25(SAT) 6 days 5 nights
 PLACE: Republic of the Philippines, Luzon Island
 DESTINATION: Philippine Normal University / National Museum
Asian Development Bank
NGO ( ICAN )
Colegio de Santa Monica de Angat (a local secondary school)
Philippine Nikkei-Jin Legal Support Center

 Itinerary
Date Destination Time Transportation
Mar 20(MON) Haneda Int. Airport 9:35 (departure) NH869
Manila (Ninoy Aquino Int. Airport) 13:35 (arrival)
Inspection of Old Smoky Mountain   chartered cars
Mar21(TUE) NGO(ICAN) 10:00~17:00 chartered cars

Mar22(WED) Philippine Normal University 8:45(departing hotel) chartered cars
9:30 (arrival)
National Museum
Mar23(THU) Colegio de Santa Monica de Angat 7:15 (departing hotel) chartered cars
9:30 (arrival)
16:00 (departure)
18:30 (arriving hotel)
Mar24(FRI) ADB 10:00~12:00 chartered cars

Lunch
PNLSC(ASI) 15:00~17:00 chartered cars

Mar25(SAT) Ninoy Aquino Int.Airport 14:45(departure) NH870
Haneda Int.Airport 19:55(arrival)

 Details of the study
① Colegio de Sta Monica de Angat
Presentation about Japanese Culture/ Discussion based on students’ research
② Philippine Normal University
Participating in the lecture by local teachers. /Interaction with University students.
③ ICAN
Inspection of the temporal shelter of street orphans .
Interaction with staffs & children who operate a café
④ PNLSC
Meeting and sharing the life stories of the 2nd generation of Nikkei-Jin.
Questions & answers
⑤ Asian Development Bank
Study tour including lectures about the function and role of Asian Development Bank
Questions & answers
 Place to stay: Hotel Jen Manila (Two students share one room)
TEL: +63-2-795-8888 FAX: +63-2-795-8899 Email: hjm@hoteljen.com
Address: 3001 Roxas Boulevard, Pasay City, Manila, Philippines
 Hospital in case of emergency: The Japanese Association Manila, Inc.(Medical Clinic)
TEL: +63-2-818-0880/819-2762 FAX: +63-2-819-2811 Email: jami-clinic@jami.ph
Address: 23 Floor Trident Tower, 312 Sen. Gil Puyat Ave. Salcedo Village,
Makati City, Philippines

第12回Global Café 『塩家吹雪氏(NPO法人シオヤレクリエーションクラブ理事長、日本パラ陸上競技連盟普及振興委員、陸上競技クラブチーム AC・KITA代表)講演会』

日時:3月14日(月)
場所:本校E棟201室
  障がい者スポーツをテーマとして課題研究を進めている5年生2名が、研究の過程において塩家吹雪氏にインタビューをしたことをきっかけに、5年生対象の講演会が実現した。

課題研究支援セミナー5

2017年2月22日(水)

上智大学
国際教養学部
林 道郎 先生

「リベラル・アーツ教育の可能性と今後の社会について」
グローバル化する社会の現状と今後の展開において、リベラル・アーツが持つ可能性について話をし、その過程で、個人的な経験の数々にも触れながら、異文化との出会いから生じる相互理解やその裏側つきまとう葛藤や軋轢という問題にも触れる。

第11回Global Café  テーマ「今なぜ食育が必要か? 食育の社会的意義とは?」

日時:1月30 日(月)
場所:本校E棟102室
講師:東京農業大学国際食料情報学部教授 上岡美保先生による講演
食生活の変化をめぐる諸問題に関して、様々なデータをもとにお話いただき、食料自給率を上げるために食品廃棄の縮小も有効であることや地産地消の具体的な取り組みについて等幅広く知ることができ、食や農業に関わる問題について多面的に考える機会となった。参加した生徒からは「どのようなことに食と農が関わっているかなどを具体的に知ることができたことと、地域別にどのような食生活の変化があるかをデータ(数値化)で見られたことが研究に役立った。」など、感想が寄せられた。

課題研究支援セミナー5

1月25日(水)

慶應義塾大学
文学部
佐川 徹 先生

「敵」と友だちになる方法
―アフリカの牧畜民から学ぶ共生のあり方―
牧畜民が「他者」をどのような存在として捉え、いかなる関係を結んでいるのかを明らかにすることで、私たちの社会における共生のあり方を考えなおしてみたい。

早稲田大学
社会学部
本多 美樹 先生

「人の移動と国際社会の対応」
国際移民の現状を概観するとともに、移民受け入れ国の葛藤と受け入れ国と送り出し国の軋轢に注目する。その際に、アメリカ、ヨーロッパ、そして日本の移民政策について触れる。

第1回都内国立校SSH/SGH課題研究成果発表会

2/19 第1回都内国立校SSH/SGH課題研究成果発表会

2月19日に東京学芸大学にて実施された第1回都内国立校SSH/SGH課題研究成果発表会に参加した。この発表会の目的は「生徒たちがSSH・SGH課題研究の成果を発表し大学教員ら専門家からの評価を得ることで、各自の課題研究を進展させる機会とする。」、「生徒たちが主体的にフォーラムを運営し意見交換を行うことで、互いに知見を深め友人関係を拡げる機会とする。」、「高校と大学が連携して生徒たちのSSH・SGH課題研究を支援し評価することで、育成すべき資質・能力を見定め教育課程の改善に資する機会とする。」である。口頭発表およびポスター発表を行い、さらに「高校生の研究は世界を一歩前に進められるか?」と題した生徒フォーラムに2名の生徒が参加した。

第1回関東・甲信越静地区スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会参加

12/17 第1回関東・甲信越静地区スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会

立教大学池袋キャンパスにて実施された第1回関東・甲信越静地区スーパーグローバルハイスクール課題研究発表会に参加した。発表したテーマ「途上国のトイレ問題を解決するために、日本のトイレをどう活かせるか」「日本における問題を他国の法を参考に解決する」「意味のある消費へ向けて ~高校生、社会へのエシカルの発信~」「日本で起こる地震から聴覚障がい者を守るために私達ができることとは」「先進国にいける子供の貧困による学力格差を是正する学習支援~効果的な学習支援を支える要素とは何か~」「中高生における在日米軍基地問題に対する関心を向上させるアプローチの考案」「Programming Of the Kids, By the Kids, For the Kids.-高校生による、子どものためのプログラミング教育の可能性について-」である。