2017年度 東京学芸大学主催 SSH/SGH課題研究成果発表会ポスターについて

1月9日(火)

%e7%99%ba%e8%a1%a8%e4%bc%9a%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc先日もお知らせしましたが、2月18日(日)に「2017年度 東京学芸大学主催 SSH/SGH課題研究成果発表会」が開催されます。

今回の発表会のポスターは、ISSチャレンジで「広告」についての研究をおこなっているグループが作成しました。素材となる写真の撮影やコピーの作成なども自分たちで行い、研究の成果を発揮する実践の機会となりました。ぜひご覧ください。

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2017年度 東京学芸大学主催 SSH/SGH課題研究成果発表会のご案内

%e7%99%ba%e8%a1%a8%e4%bc%9a%e3%83%9d%e3%82%b9%e3%82%bf%e3%83%bc 昨年に引き続き、「東京学芸大学主催 SSH/SGH課題研究成果発表会」の開催が決定いたしました。

課題研究を発表し、評価・フィードバックを得る機会になるとともに、個性豊かなSSH校・SGH校の生徒たちが自分たちの研究を通して交流する場ともなればと願って企画されたものです。本校からも代表のチームが参加し、口頭発表・ポスターセッションを行います。当日の参観は自由となっております。ぜひご来場ください。

【日時】2018年(平成30年)2月18日(日)10:00開会〜17:20閉会(予定)
【場所】東京学芸大学(〒184-8501 東京都小金井市貫井北町4-1-1)芸術館ホールおよび展示室
【参加校】東京学芸大学附属国際中等教育学校 東京学芸大学附属高等学校 ほか

 

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2017年度 SGH全国高校生フォーラム

11月25日(土)

パシフィコ横浜で開催された「2017年度 SGH全国高校生フォーラム」に校から5年生1名が参加しました。昨年度から始まったこのイベントですが、今年度より、全国の高校生が自らの課題研究を持ち寄ってポスター発表するという、まさに〈SGH課題研究の全国大会〉というべき大会になりました。SGH指定校123校にアソシエイト校を加え、150近いポスターが並べられた会場は壮観で、オールイングリッシュで活発な議論が行われていました。女性の貧困と労働に焦点を当てた生徒の発表は、聴衆の数が多かったのみならず、一般の高校生や聴衆からの質問が多かったのも特徴的でした。持ち前の語学力を活かして生き生きと発表し、質問に対しては謙虚かつ的確に答えていました。また、4年生4名も参観者として当日の発表を聞き、発表者・参観者共に多くの学びを得たことと思います。この日の発表ポスターについては関連のウェブサイトで今後公表されることになっています。ぜひご覧ください。

 

「世界津波の日」2017高校生島サミット in 沖縄

11月7日(火)~8日(金)

沖縄県那覇市で開催された「世界津波の日2017 高校生島サミットin沖縄」に本校から4年生3名が参加しました。今回の高校生サミットでは、「“みんなを守りたい”津波の脅威を知り、備え、いま自分ができること。 ~万国津梁の島から発信する”ゆいまーる”の心~」をテーマに、世界の島しょ国26か国の若者が地震や津波、さらに広く災害や防災についての意見を交わし、考えを深める場となりました。すべて英語での発表、ディスカッション等となりましたが、学習・研究の成果を発揮して積極的な参加が見られ、充実した2日間となったようです。

<活動の様子>

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参加生徒の報告書を後日掲載します。

第6回高校生国際ESD・第3回全国SGH校生徒成果発表会

11月9日(木)

 筑波大学東京キャンパスで行われた「第6回高校生国際ESD・第3回全国SGH校生徒成果発表会」に本校から5年生3名、4年生2名が参加しました。当日はフィリピン・タイ・インドネシアの高校生の発表、参加校生徒によるポスター発表、分野に分かれての分科会が行われました。ポスター発表では多くの方から質問や意見をいただき、今後の課題研究の向上に向けた良い機会となりました。また、自ら発表するだけではなく、自分の研究と関連する研究ポスターについて他校の生徒に積極的に質問するなど、多くの視点を取り入れようとしている様子がうかがえました。

<活動の様子>
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参加生徒の報告書は後日掲載します。

関西大学高等部との交流 & 第5回 Global Café

7月26日(水)

 本年度も本校において関西大学高等部とのSGH校交流を開催しました。関西大高等部からは生徒16名が来校し、本校からは4年生・5年生を中心に28名の生徒が参加しました。今年度は交流の前半としてGlobal Caféを開催し,そこでのお話を受けて後半にディスカッションを行うことで、『人間の安全保障』という大きなテーマにせまることを目指し、両校の生徒とも高い意欲をもって参加していました。
 前半のGlobal Caféでは講師の仲佐かおい氏(国際移住機関職員 現在南スーダンで避難民支援活動に従事)に『南スーダンの今-避難民支援と国際移住機関の仕事-』というテーマで講演をいただきました。現場の生の状況を踏まえたお話は参加した生徒にとっても大いに刺激になったようです。後半のディスカッションでは「人間の安全保障と平和-我々には何ができるのか・何かできるのか?」というテーマで話し合いを行いました。はじめはなかなか活発にならなかった議論も質疑を経て熱がこもったものとなり,国連に対する批判なども飛び出すような刺激的な議論となりました。日本の高校生である自分に何ができるのか、何かできることはあるのか、真剣に考え悩むことは、現実の社会に踏み出す大きな一歩になると思います。

<活動の様子>

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<参加生徒より>

 今回は私たちとの交流会という形で難民問題や諸各国のインフラ問題などについて生徒同士で深く考えることができ、自分にとってはとても良い経験となりました。学校という場は普通に生活をしていると、このようにあるテーマについて深く話す機会は滅多にありません。そのため今回のような場で同一の問題に対し知識・関心のある生徒同士で話し合うことは良い刺激になりました。また、外部の生徒との交流ということで、友達とするような軽い議論ではなく、真剣な話し合いをすることができたのも個人的には嬉しかったです。(5年生)

 先日の交流会では、たくさんの刺激をもらいました。関西大学高等部の皆さんの喋りの上手さに圧倒されつつ、それに負けないように、アイディアを出しました。本当に深い話し合いができて、結局私たちは何もしていないのではないか、できないのではないかという葛藤にかられつつ、アクションを起こしたいという思いをもって良い時間を過ごすことができました。自分一人でできることは小さいことかもしれないけれど、今回のように違う地域、年齢の人と考えを出しあって、世界で起きている問題解決の力になっていきたいです。(4年生)

 仲佐さんには貴重なお話をお聞かせいただき、とても感謝しています。日本に暮らしているとなかなか意識することのない難民の問題ですが、実際にそうした方と接している仲佐さんのような方がいらっしゃることを知り、遠いものだった難民という言葉が考えていたよりも身近に感じることができるようになりました。ディスカッションで考えたような解決策は壮大なものが多く、すぐに実行できるとは思いません。ですが、たとえ他の人を変えることができなくても、僕自身は、これまでのような傍観者の立場ではなく、難民の問題に自発的に関わっていこうと思います。そこで、まずはそういった情報を得るためにアンテナを伸ばすことから始めていきます。(5年生)

名古屋大学 Global Discussion 2017

8月21日(月)・22日(火)

名古屋大学主催の「Global Discussion 2017」に本校から4年生4名が参加しました。今年で4回目となる「Global Discussion」は、全国から集まった高校生たちが、名古屋大学在学の外国人留学生のサポートを受けつつ、グローバルな課題について英語で話し合うイベントです。今年の討論テーマは「自由主義経済と保護主義経済の衝突 -日本はどうあるべきか-」という高度な専門的知識を必要とするものでした。そのため生徒たちは当初ややとまどっていたものの、「インターネット社会で保護主義経済が進んだとしたら、消費者として海外のエンターテイメントビジネスをどのように楽しむことができるか? また、政府としてどのように取り締まることができるか?」「コンビニおにぎりを国内産の材料のみまたは海外産の材料のみで企画・販売した場合、どのような影響(メリット・デメリット)が考えられるか?」など具体的事例に沿って話し合うことで、考えを深めることができたようです。多様な国籍の留学生たちによる自由貿易協定の交渉場面のロールプレイや、名古屋大学経済学部の教授による講義が随所に挟み込まれ、質の高いプログラムでした。本校生はチームリーダーとなって頑張り、イベントを中心となって運営されている名古屋大学経済学部土井康裕先生に「学芸大附属国際生徒はディスカッションを進めていく力がある」と評価していただくことができました。

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<生徒の感想>

 今回、私は名古屋大学global discussionに参加し、そこでのディスカッションのテーマが「自由主義経済と保護主義経済の衝突―日本はどうあるべきか―」であった。このテーマ自体が日本語で話し合っても難しいくらい専門的で、ディスカッションは英語で行われたため、思うように意見を述べることができず、一日目のディスカッションは非常に苦労した。しかし、ディスカッションの本来の目的は、「多様な意見を聞くことで自分が持つ意見の視野を広げる」というものである。そして、このテーマで話し合う際に大切だったことは、誰にとってそれはいいことで誰にとってはマイナスになるのかをクリアにして整理することだ。例えば、日本人、中国人というくくりだけでなく、日本人の中の若者、お年寄り、妊婦さんなど、その中でもさまざまな立場から物事をとらえることが必要だったし、それを意識したことで二日目のディスカッションは、グループでうまく話し合いができたし、自分も積極的に発言できたと思う。

 グループごとのディスカッションの結果を、最後にプレゼンテーションした。私は当初、プレゼンテーションの意義が分かっていなかったが、やった後で、「ディスカッションで身に着けた広い視野から導き出した結論を、ディスカッションの過程と共に示すことで、有力な主張になること」を学んだ。結論を示すといっても、もう一方のメリットもきちんと説明したうえで、それでもなぜ選んだのかを示すことが、よいプレゼンだと思った。プレゼンは慣れているはずだったが、限られた時間の中で、グラフの説明を細かくしたり、魅せる工夫だったり、根拠が足りなかったりなど、まだまだ自分が思っていた以上にうまくいかなくて、客観的にみて準備することが大事だと思った。

  私にとって一番面白かったディスカッションは、インターネット社会の中保護主義経済が進んだ時に私たちにどのように影響があるのかについての問いだった。高度情報社会に住んでいる私たちにとってインターネットは生活の中で重要な役割を果たしている。そんな社会の中でもし政府がインターネットを禁止したら海外の音楽や映画を見ることができなくなってしまう。私の班ではインターネットを様々な理由で使う人がいた。例えば、ユーチューブを通して日本の文化を勉強している人や、海外の友達とやり取りするために利用している人など目的はみんな違った。一方、SNSを全く使っていない高校生もいた。このトピックのディスカッションでは、高校生の中でもインターネットの利用目的や使用頻度がそれぞれ異なることに気付かされた。私は学校の英語の授業でもマスメディアやインターネットについて話し合いをしたことがあるが、今回のディスカッションでは自分と全く違うユニークな考えを持つ高校生に出会うことができたと感じる。

北陸新幹線サミット報告書

 6月17日(土)に実施された北陸新幹線サミットの報告書を掲載します。

 他校の生徒の発表を聞いたり、自ら発表し、それについてのディスカッションをおこなったことを活かし、より質の高い研究をおこなうことを期待しています。

北陸新幹線サミット報告書

 

北陸新幹線サミット 参加

6月17日(土)

長野県上田高等学校で,1都5県から高校生が参加して「北陸新幹線サミット」が開催され,本校からも4年生2名,5年生4名,6年生1名の合計7名の生徒が参加しました。他校の生徒の前で発表するのが初めてだったという生徒もおり,緊張の中ではありましたが,事前の準備をしっかりとおこない,研究発表・ディスカッションに全力で取り組むことができていました。4つの分科会それぞれで積極的な意見交換が見られ,同じ年頃の生徒同士で意見交換やディスカッションができたことは貴重な経験となりました。また,上田城址公園での昼食会などでも,他校の生徒とも交流を深めることができ,今後に向けたネットワークの構築という面でも大きな意味があったと思います。

<当日の様子>

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研修の報告書を後日掲載します。貴重な経験を活かし、これからの研究の充実を期待します。

関西学院大学SGH甲子園および神戸研修

実施日時:2017(平成29)年3月18日〜3月19日
実施場所:関西学院大学西宮上ヶ原キャンパス、
     阪神淡路大震災人と防災未来センター、海外移住と文化の交流センター 他
主催(SGH甲子園):関西学院大学、大阪大学、大阪教育大学
目的: 関西学院大学主催「SGH甲子園」で自らの課題研究を口頭発表ないしポスター発表し、聴衆や大学教員からの評価を受けることで、自らの課題研究に資する機会を得る。また同年代の他校の高校生と「移民」や「18歳選挙権」などのテーマでディスカッションすることで、自らの知見を高めるとともに人的ネットワークを形成する。加えて神戸スタディツアーを行い、阪神淡路大震災後の復興や海外移住の歴史について、実地に即した学びを得る。
参加生徒:本校生徒4年生6名、5年生7名、合計13名。
実施概要:研修そのものは現時点で実施されていないため、予定も含めて記す。
2016年11月 参加者の募集。「SGH甲子園」への応募(12/3締め切り)。
2017年2月〜 事前学習。
3月18日(土) 神戸へ移動。
阪神淡路大震災 人と防災未来センター
海外移住と文化の交流センター
神戸ムスリムモスク、神戸港震災メモリアルパーク
3月19日(日) SGH甲子園での課題研究発表会に参加。
●本校生の発表タイトル(ポスター発表)
「視覚・嗅覚障害を持つ人に料理はどれだけ心理的貢献ができるか」
「jimotoプロジェクト」
「ムスリム観光客が日本で過ごしやすい環境を作るには?」
「留学生のためのポジティブ心理学」
「機械リサイクルによる新しい価値の創造から持続可能社会を作る」
●グループディスカッションテーマ
1. 日本が外国人労働力として移民を受け入れるにあたっての課題と解決策について
2. 日本の学校を9月入学化することの課題と解決策について
3. 日本における選挙権の18歳以上への引き下げについての課題と投票率を上げるための解決策について