Taylor Wilson 氏を迎えて Nuclear Science を考える

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4月14日(土)

14歳のときに自宅のガレージで核融合炉を作り、核実験に成功したことでも有名な天才核物理学者、Taylor Wilson 氏が来校しました。
ご本人による核物理学やエネルギーなどの講話をしていただくとともに、SSH、及びSGHで核や原子力について研究している生徒4チームが英語でプレゼンテーションをおこないました。各研究に対して多くのフィードバックを頂くとともに、質疑応答の時間にはフロアーから様々な質問が飛び交いました。核や原子力について質問だけではなく、Wilson氏の高校時代はどのような過ごし方をされていたか、ご両親も同じく科学者なのか、研究を通して最も達成感を得るときはいつなのか、など、生徒が自分自身の研究に活かす姿勢が見受けられました。講演の最後では集合写真を撮るだけにとどまらず、そのままWilson氏との写真撮影会、サイン会となるなど、Wilson氏のオープンで気さくな様子に生徒も親しみを覚えているようでした。

<講演中の様子>

Tayler Wilson SGH生徒発表 Tayler Wilson 集合写真

<生徒の感想>

  1. Tayler Wilson氏の講演は、私にとってとても有益なものでした。特に印象的だったのは、”follow your passion” という、自分の情熱を追い続けるという意味の言葉で、研究するなら自分で興味があること、自分の好きなことでやっていくべきだという所です。プレゼンの際、彼はスライドにある写真に基づいて話しており、また、全体に向かって話しながら、フランクな態度で緊張があまり感じられませんでした。質疑応答においても、日常的なことから専門的なことまで、真摯に答えてくださいました。短い時間でしたが、自分の将来について考える良い機会で楽しい時間でした。(4年女子)
  2. Today, we were lucky enough to listen to Mr. Taylor Wilson, a renowned scientist, speak about fusion. He explained how he had gotten into science; Mr. Wilson said multiple times that it was important to do something you were passionate about, something you could find interest in. He also felt he could make a true difference in the world through his findings and creation. I hope I will be able to use what I learned to further better the world just like Mr. Wilson has. Nuclear power is not simple, and being able to near an end goal of a safer way to create energy is something I hope our generation will be able to achieve. (4年女子)