第4回関東・甲信越静地区高校生探究学習発表会

12月15日(日)

立教大学主催の課題研究発表会への参加も4年連続となりました。毎年クリスマスに近い時期におこなわれるため、この段階で外部発表会に出場したチームは場数を踏んできているため、緊張感がないわけではありませんが、研究内容と成果に自信を持っている様子が伺えました。
今回の参加で、プレゼンテーションの日本語・英語部門でそれぞれ金賞・銀賞と入賞を果たし、ポスターの英語部門でも優秀賞をいただきました。

参加したチーム、および結果は以下の通り。

■プレゼンテーション日本語部門
「市民として未来を構築するための歴史教育を考案・実施する」 金賞

■プレゼンテーション英語部門 Reformation of awareness on nuclear power plants with a documentary film 銀賞

■ポスター日本語部門
「子どもの貧困対策における複合的なアプローチの検証
ワークショップを通した インクルーシブ教育の理解度の向上」

■ポスター英語部門
「Improvements on Providing Japanese Medical Services
to Foreign Tourists」 優秀賞

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大阪清教学園 SGH交流 Seikyo Gakugen meets TGUISS

10月9日(水)

この日は大阪清教学園の高校生の皆さんに来校いただき、本校生徒と交流を行いました。今回の交流ではポスターを中心とする課題研究発表をおこなうと同時に、「課題設定ディスカッション」にも力を入れて交流企画を行いました。
課題設定ディスカッションは、SDGsに関連したテーマを5つ用意し、そのテーマの中で「課題設定」をすることをゴールとしました。国際的に「課題」として解決すべき問題を「課題」として設定できるかどうか、両校生徒の日頃の研究活動や課題解決力を活かしながら議論が展開されておりました。

以下、焦点を宛てたSDGsと関連するテーマ
①貧困
②水・環境・気候変動
③健康・福祉・医療・産業
④教育・文化・言語
⑤平和・人権・ジェンダー

運営の中心となった中等5年生の活躍もあり、充実した交流となりました。東京フィールドワークの一貫で本校に来校してくださった大阪清教学園の皆さま、誠にありがとうございました。

世界津波の日 高校生サミットin北海道

9月9日~9月11日

本校生徒からは中等5年生から3名の生徒が参加いたしました。3人のうち2名は昨年度の津波サミットin和歌山にも参加しており、昨年度よりもより良く司会進行・会の運営に貢献する、と意欲を燃やしておりました。スクールフェスティバルも近い中、サミットでの発表や司会進行のために精一杯準備をしてくれました。

<参加生徒の感想>
津波サミットで外国の生徒たちと話し合ってみて、今まで当たり前だと思っていた避難訓練や非常食などを蓄えておくということが外国では全く行われておらず、やはり日本は防災に力を入れてるいるのだということに気づいた。ただ、それと同時に、これらの防災について質問されているうちに、小さい頃から何度も行ってきたために、形骸化してきてしまっているようにも思えた。今回のサミットで改めて日本の災害の多さを認識し、防災に対する意識を高めなくてはいけないと感じた。

<活動の様子>

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長野県上田高校 ランチ交流 @TGUISS

北陸新幹線サミットでもお世話になっている、長野県上田高校の生徒が本校へ来校しました。
上田高校の皆さん、足を運んでいただきありがとうございました。
長野県上田高校の皆さんとは、本校のボランティア部の活動をきっかけにコネクションができ、その後は北陸新幹線サミットなどでもお世話になりました。本校のSGH事業は本年度で終了いたしますが、今後とも長野県上田高校の皆さんと交流が続けられましたら幸いに思います。

 

第3回関東・甲信越静地区 SGH課題研究発表会

12月23日に立教大学主催「第三回SGH課題研究発表会」に参加しました。関東近郊から多くの学校が集まり、活気のある会となっていました。どの発表もそれぞれが設定した課題に対して真摯に取り組んだ研究ばかりで、多くの刺激を受ける一日となりました。
本校からは日本語プレゼンテーション2組・英語プレゼンテーション2組・日本語ポスター発表3組が参加しました。それぞれ事前練習で上級生からしっかりとアドバイスをもらい発表に臨みました。緊張した様子も見られましたが、いざ発表となるとしっかりと発表し、質疑にも的確に受け答えができていました。その中で、英語プレゼンテーション部門で金賞・日本語プレゼンテーション部門で銀賞・日本語ポスター部門で銀賞を受賞しました。
今後もこの会で得たことをそれぞれの研究に活かすとともに、後輩へ伝え、学校における研究をより洗練されたものにしていってくれることを期待します。

関西大学高等部×国際中等教育学校 SGH交流会

7月30日にSGH校である関西大学高等部の生徒26名及び2名の先生をお迎えし、お互いの研究などの取り組み活動について情報交換しました。前半は互いに研究活動をポスターセッションの形で発表し合いました。同じ年代の生徒がどのようなことに関心を持ち、研究活動が行われているのかを知る良い機会となり、互いに積極的に質疑応答を行うことで、よりよい研究にしていこうという意識が見えました。
その後、本校6年生山内君をゲストに、起業について、その考え方やこれまで困難だったこと、今後についてなど、関西大学高等部の生徒さんからの質問に答える形を中心にさまざまな話を聞く機会を設けました。同年代で活躍する山内君の話に、関西大学高等部の生徒さんだけでなく、本校の生徒も大いに刺激を受けた様子でした。
最後に、「持続可能な社会を目指す企業のCSRプランを考える」をテーマにグループに分かれ、グループディスカッションを行いました。それぞれの興味・関心、現在研究していることを持ち寄り、ビジネスプランをまとめ、発表しました。ここでもお互いの意見をしっかりと述べあい、一つの意見としてまとめるということを積極的に行うことができていたように思います。
今回の機会を今後の研究活動に活かし、お互いに高め合っていってくれることを期待します。

<活動の様子>

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UCL Japan Youth Challenge・MSU海外国内研修 事前研修スタート

5月29日(火)

UCLプログラム

夏休みに実施される “UCL Japan Youth Challenge”に参加する 4 名の生徒が、第 1 回目
の事前研修を行いました。自己紹介を行ったあとで、SGH 委員会に所属している先生方と
ともに、各自が仕上げてきた第 1 回目の課題についてディスカッションをしました。テー
マは “Aging Society”です。6 月に入ると、第 2 回目の課題が提示され、さらに準備を進め
ていく予定となっています。

<研修の様子>

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MSU海外国内研修

ミシガン州立大学主催の「ミシガン日本原子力科学高校生交流プログラム2018」に参加する生徒8名の第1回事前研修会を行いました。自己紹介ののち,アメリカ10日間,日本10日間,計20日間のプログラムの全体スケジュールを確認し,今後の事前学習でどのような内容を準備するべきかを考えました。それぞれの生徒はエネルギー選択や原子力に対する印象,影響,効率化等様々な観点からグローバルな課題に関する研究を行う予定ですが,基本的な科学的知識を理解した上でプログラムに参加出来るよう,今後の事前学習で講義を聞くことになります。また,英語の専門用語の学習や,研究内容を英語でプレゼンテーションできるように複数回にわたって事前学習を実施していきます。

Taylor Wilson 氏を迎えて Nuclear Science を考える

4月14日(土)

14歳のときに自宅のガレージで核融合炉を作り、核実験に成功したことでも有名な天才核物理学者、Taylor Wilson 氏が来校しました。
ご本人による核物理学やエネルギーなどの講話をしていただくとともに、SSH、及びSGHで核や原子力について研究している生徒4チームが英語でプレゼンテーションをおこないました。各研究に対して多くのフィードバックを頂くとともに、質疑応答の時間にはフロアーから様々な質問が飛び交いました。核や原子力について質問だけではなく、Wilson氏の高校時代はどのような過ごし方をされていたか、ご両親も同じく科学者なのか、研究を通して最も達成感を得るときはいつなのか、など、生徒が自分自身の研究に活かす姿勢が見受けられました。講演の最後では集合写真を撮るだけにとどまらず、そのままWilson氏との写真撮影会、サイン会となるなど、Wilson氏のオープンで気さくな様子に生徒も親しみを覚えているようでした。

<講演中の様子>

Tayler Wilson SGH生徒発表 Tayler Wilson 集合写真

<生徒の感想>

  1. Tayler Wilson氏の講演は、私にとってとても有益なものでした。特に印象的だったのは、”follow your passion” という、自分の情熱を追い続けるという意味の言葉で、研究するなら自分で興味があること、自分の好きなことでやっていくべきだという所です。プレゼンの際、彼はスライドにある写真に基づいて話しており、また、全体に向かって話しながら、フランクな態度で緊張があまり感じられませんでした。質疑応答においても、日常的なことから専門的なことまで、真摯に答えてくださいました。短い時間でしたが、自分の将来について考える良い機会で楽しい時間でした。(4年女子)
  2. Today, we were lucky enough to listen to Mr. Taylor Wilson, a renowned scientist, speak about fusion. He explained how he had gotten into science; Mr. Wilson said multiple times that it was important to do something you were passionate about, something you could find interest in. He also felt he could make a true difference in the world through his findings and creation. I hope I will be able to use what I learned to further better the world just like Mr. Wilson has. Nuclear power is not simple, and being able to near an end goal of a safer way to create energy is something I hope our generation will be able to achieve. (4年女子)

SGH甲子園2018・神戸研修

3月23日・24日・25日

<研修の概要>

3月24日(土)に、関西学院大学にて開催された「SGH甲子園2018」に参加し、前後の日程で神戸市内をフィールドとした神戸研修をおこないました。
研修初日では本学、及び、本校と協力協定関係にある理化学研究所・計算科学機構を訪問し、スーパーコンピューター「京」の見学研修をおこないました。スパコン「京」のために各施設がどのように機能しているのか、他国のスパコンとの性能の違い、社会におけるスパコンの役割など、様々なことを知る機会となりました。また、人と防災未来センターにて阪神淡路大震災から「減災」という考え方や、災害に備えることの大切さについて学び、研修最終日には「海外移住と文化の交流センター」を訪問、ブラジルなどを中心とした日系移民の方々の貢献なくして、現在の日本の発展はなかったということを実感しました。
SGH甲子園2018の会場となった関西学院大学のキャンパスは大変素晴らしく、開会式の会場となった本校からは英語プレゼンテーション部門で優秀賞を受賞することができました。全国から集まった高校生のハイレベルな発表を目の当たりにし、生徒、引率教員共々、多くの刺激を受けました。

<研修中の様子>

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<生徒の感想>

SGH甲子園では、研究内容だけでなく、学校生活で培ったプレゼンテーションする力やデータによる根拠が必要であったと感じました。地域関係なく全国から集まった高校生と意見を交わすことができたのはとても貴重であり、刺激的でした。これからの研究活動でもこの繋がりを大切にしていきたいです。(4年女子)

僕の研究チームはプログラミング教育について研究を行っており、甲子園では英語発表をさせてもらいました。この研究は中学の頃から5年間続けている活動をもとに4年生のときに始めたもので、今回の発表は今までの集大成を披露する場でもあり、それだけにとても思いを込めた発表でもありました。プレゼン内容を前日まで修正を重ね、その結果優秀賞を取れたことは非常に嬉しく思います。一方でまだまだ未熟な面や研究として足りない面も新たに発見することができ、今後にも生かしていける体験をすることができました。さらなる進歩のために今後も研究を継続していこうと思います。(5年男子)

 

東京学芸大学主催 2017年度SSH/SGH課題研究成果発表会

2月18日(日)

 東京学芸大学芸術館にて都内近郊のSSH・SGH校8校より100名以上の生徒が集い、課題研究発表会を行いました。一般参観者も約100名となり,昨年以上に熱気のある発表会となりました。口頭発表・ポスター発表では、自らの研究成果を発表すると同時に,審査員の学芸大の先生方や,来場者の方からフィードバックをいただく貴重な機会となりました。最後の高校生フォーラムでは,生徒が研究の意義や自分の成長を振り返り,自分の言葉で率直に語っていたのが印象的でした。本校の生徒も多数参加し、ポスター発表部門ではSGH・SSHそれぞれ1件ずつ優秀賞を受賞しました。本発表会は今後も継続的に行う予定です。ぜひ来年も多くの参加者を期待しています。

<活動の様子>
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