仮説2

6年間で体系化された「国際教養」のプログラムは、主体的に課題に取り組むために必要なスキルと Agency を育成する。

6年一貫した「国際教養」の体系化

本校は開校以来6年一貫した国際教養の取り組みを積み重ねてきた。
R6年度には,その国際教養の取り組みを,外部の方にもわかりやすく伝えられるよう整理した。

第9回公開研究会で公表した資料


6年一貫した国際教養の取り組みについて →

R6年度に整理した各学年の取り組みを見る

SocialActionの取り組み
SocialActionの取り組み

学校生活におけるAgency・スキルの育成と発揮

本校では,「国際教養」をはじめとする教育活動に加え,生徒会活動やスクールフェスティバル企画委員会など,学校生活のさまざまな場面が,AgencyやATLスキルを育成し,発揮する機会となっている。
これらはSSH事業として実施している取組ではないが,生徒が自ら課題を見いだし,他者と協働しながら企画・運営する経験は,仮説2で育成を目指す資質・能力とも深く関わっている。

協働スキルの伸長に着目した整理 (R7年度)

6年一貫した国際教養の取り組みにおいて、特に協働スキルの伸長に着目した整理を目指した。
学年が上がるにつれて、発揮される協働スキルはより高度なものに伸長していく。
その様子を見とるため、学校行事に中心的に取り組んだ生徒によるポスター発表を企画した。

各学年・生徒会・SocialActionの取り組みを見る

生徒会の取り組み

SocialActionの取り組み

課題探究の再編と体系化

R8年度から,これまで別々に進めていた「理数探究」と「総合的な探究の時間」を「課題探究」として統合し,5年次から6年次までの2年間を通して一つの探究を深める形に再編した。

課題探究では,自らの興味・関心をもとに問いを立て,先行研究等を踏まえて探究課題を焦点化し,調査・実践・実験・分析などを行いながら,課題や方法を繰り返し見直して探究を深化させることを重視している。

また,2年間の探究の過程にマイルストーンを設定し,課題探究計画書,研究経過報告,中間発表,論文ドラフト,論文,最終発表へと段階的に進めることで,成果物だけでなく探究のプロセスと生徒の成長を捉えることを目指している。OneNoteを用いて探究活動の記録や振り返りを蓄積するとともに,生成AIについても探究を支えるツールとして効果的な活用を図っている。

課題探究を支える教材・講座の開発

探究GUIDEBOOK (R6年度)

生徒主体の探究活動を支援するための「探究GUIDEBOOK」を作成した。
生徒が自身の興味関心に沿った探究活動を支援する冊子を生徒全員に作成し配布した。

特に、探究活動のプロセスを評価することに着目したルーブリックを作成。
生徒はそのルーブリックに沿って探究を進め、教員はルーブリックに沿って指導を行う。


探究GUIDEBOOKを見る →

データサイエンス講座 (R7年度〜)

4年次後半を本格的な課題探究に向けた準備期と位置付け,テーマ設定やAIの活用の講座などとともに,R7年度からデータサイエンス講座を位置付けた。
データサイエンス講座の計画にあたっては,数学および理科の教員が協力して検討を行った。
課題探究に必要な「データを扱うマインド」の形成を目指し,全4回の講座を通して,データの見方,可視化,データの捉え方について学ぶ講座である。

教材・指導資料

内容 公開資料
第1回 データの見方 指導案・ワークシート
スライド
第2回 データの可視化 指導案・ワークシート
スライド
第3・4回 データの捉え方 第3回 指導案・ワークシート
第4回 指導案・ワークシート
第3・4回 スライド

※公開版では,著作権・個人情報等への配慮から,一部の画像や授業内で使用したQRコードを省略しています。

関連する研究成果

仮説2に関わるカリキュラム開発や授業実践について,研究紀要等で報告している。