8月24日・25日,SSH事業の一環として,生徒企画スタディツアー「ホコリツアー in 大阪」を実施しました。
スタディツアーは,生徒が自身の研究を深めるために訪問先の選定から連絡までを生徒が主導して行うという,SSHの様々なイベントの中でも生徒の主体性を重んじた企画です。
今年度は2チームが採択され,そのうちの1つが「ホコリの付着しにくい机の脚の形状」に関する研究を進めている生徒が企画した本ツアーです。ホコリの移動・付着・除去について,研究機関や企業の現場で専門的な知見を得ることを目的として実施しました。
1日目は,大阪大学産業科学研究所を訪問しました。クリーンルームを視察し,研究施設における清浄度管理や異物対策について学びました。また,研究所で扱われているナノパーティクルとホコリを対応させながら説明していただき,粒子の大きさや挙動,気流との関係について考える機会となりました。

2日目は,ダスキン大阪中央工場とダスキンミュージアムを訪問しました。工場では,ホコリが付着したマットやモップをどのように回収・洗浄・再生しているのかについて,大型機械など実際の設備を見学しながら学びました。ダスキンミュージアムでは,おそうじ館の展示を通して,清掃道具の歴史的な進化や,ホコリの除去に関する考え方について理解を深めました。

今回のツアーを通して,生徒たちはホコリを日常的な汚れとしてだけでなく,粒子の移動・付着・除去という視点から捉え直していたようです。今後は,得られた知見をもとに,研究をさらに進めていくことを期待しています。