教育課程

各教科の特色

教科・科目の構成

1年生

教科・科目 時間数
国語 4
社会 3
数学 4
理科 3
音楽 1.5
美術 1.5
保健体育 3
技術・家庭 2
英語 4
LE1 2
国際1 1
理数探究 1
道徳 1
HR 1
合計 32

2年生

同左 同左
国語 4
社会 3
数学 4
理科 4
音楽 1.5
美術 1.5
保健体育 3
技術・家庭 2
英語 4
LE2 2
国際2 1
道徳 1
HR 1
合計 32

3年生

同左 同左
国語 3
社会 4
数学 4
理科 4
音楽 1
美術 1
保健体育 3
技術・家庭 2
英語 4
LE3 2
国際3 1
国際3IM 1
道徳 1
HR 1
合計 32

4年生

教科・科目 単位数
現代の国語 2
言語文化 2
地理総合 2
公共 or
公共(IM)
2
数学Ⅰ 3
数学A or
数学A(IM)
2
物理基礎 or
科学と人間生活(IM)
2
生物基礎 2
体育 2
保健 1
英語コミュニケーションⅠ 3
論理・表現Ⅰ 1
芸術 2
情報Ⅰ 2
選択科目 2
国際4 PP 1
HR 1
合計 32

5年生

同左 同左
現代文B 2
古典B 2
世界史A or
世界史(IM)
2
日本史A 2
数学Ⅱ 4
数学B or
数学B(IM)or
芸術
2
物理基礎 2
化学基礎 2
体育 2
保健 1
家庭基礎 2
コミュニケーション英語Ⅱ 4
英語表現Ⅰ 1
選択科目 2
国際5 課題研究 1
HR 1
合計 32

6年生

同左 同左
体育 3
国語 ・現代文B 2
・古典A 2
・古典B 2
・国語表現 2
・日本語理解 2
地理
歴史
・世界史B 4
・日本史B 4
・地理B 4
・世界史特講 2
・日本史特講 2
・地理特講 2
公民 ・倫理 2
・政治・経済 2
・政治・経済IM 2
数学 ・数学Ⅲ 5
・数学特講a 4
・数学特講b 2
・数学特講c 3
・数学特講IM 2
理科 ・物理 5
・化学 5
・生物 5
・地学 3
・地学基礎 2
・物理基礎演習 1
・化学基礎演習 1
・生物基礎演習 1
・地学基礎演習 1
・物理IM 2
外国語 ・コミュニケーション英語Ⅲ 4
・英語表現Ⅱ 4
芸術 ・音楽・美術・書道 2
・音楽演習 2
国際 ・国際A 2
・国際B 1
国際6 課題研究 1
HR 1
合計 96

  は国際教養
(1) 国際教養とは、学習指導要領で定められている「総合的な学習の時間」「学級活動」「道徳」を再編したもの。学校での授業や、校外学習(ワークキャンプ、フィールドワーク等)を通して学習を進める。
(2) 3年の国際3IM(イマージョン授業)は、社会、数学、理科、美術等の内容を、年間を通して英語で学習する授業。
(3) 4年の国際4PPは、パーソナル・プロジェクト。
(4) 4年の選択科目は、GI(Global Issues)、第2外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語)。
(5) 5年の選択科目は、GI(Global Issues)、第2外国語(フランス語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国・朝鮮語)、インフォマティクス、生物イマージョン。
(6) 4~6年のIM(イマージョン科目)は、外国語以外の教科の内容を、年間を通して英語で学習する授業。

特別の教育課程について

特別の教育課程の編成・実施

本校はすべての生徒に対して国際社会で活躍できる力の育成を目指し、国際水準の教育を実現することができる独自の教育課程を編成し実施しています。

国際バカロレアのMYP・DPは、国際的な視野に立ち、幅広くバランスのとれた教育体験を提供するチャレンジに満ちたカリキュラムです。IBのカリキュラムでは、生徒が大学やその先の教育、そして将来選択する職業で必要とされる基本的なアカデミックスキルのほか、充実した目標ある人生を送るために必要な価値観や生活スキルを身につけることを目指しています。本校はその教育課程の在り方や教育実践等を地域の学校および教育委員会に向けて提供する役割を担っています。

特別の教育課程の概要

  • 1~3年の「総合的な学習の時間」のうち、一部を「Learning in English」「イマージョン(3年)」とし、英語による授業を行っています。「Learning in English」は、国際理解、環境、福祉などの教科横断的・総合的なテーマについて英語を用いて考察していく科目、「イマージョン」は、社会、数学、理科、美術等の内容について英語を用いて考察していく科目です。いずれも「探究的な見方・考え方を働かせ,横断的・総合的な学習を行うことを通して,よりよく課題を解決し,自己の生き方を考えていくための資質・能力を次のとおり育成することを目指す」という学習指導要領上における「総合的な学習の時間」の目標に合致した内容となっています。
  • 4~6年(高等学校1~3年)の各教科のうち、次の科目において、年間を通して英語で学習するイマージョン科目を設けています。生徒はそのうちの一部または全てを選択することができます。
    • 4年(高等学校1年)「公共」「数学A」「科学と人間生活」
    • 5年(高等学校2年)「世界史A」「数学B」「生物」
    • 6年(高等学校3年)「政治・経済」「数学特講」「物理」
  • 5年から6年の国際バカロレア・ディプロマ・プログラムにおける以下の科目について内容事項が適切に取り扱われた学習指導要領の科目と対応関係を確認し、履修を代替したものとします。
    • 「日本語A文学HL」→「現代文B」「古典B」
    • 「ヒストリーHL」→「世界史A」
    • 「ビジュアル・アーツSL」→「美術Ⅱ」「美術Ⅲ」
    • 「英語A言語と文学HL」→「コミュニケーション英語Ⅱ」「コミュニケーション英語Ⅲ」

自己評価及び学校関係者評価

  • カリキュラム委員会

目標としていたカリキュラムの完成を達成できた。文科省観点とMYP・DP観点との対応関係や各教科における評価活動について、確認・検討してもらうよう議論を進められたことを評価する。大学と連携しながら学校組織として担当者の確保を行っていくことの重要性・緊急性を共有した。新学習指導要領において、適切な学習活動と評価活動が行われるように、カリキュラムにおけるPDCAサイクルを確立し、教科内及び校内でチェックできる体制を整えていく必要がある。

  • 国際教養委員会

「国際教養講座」について形がある程度定まってきたとともに、各学年における「国際教養」の実施の実際を記録に残したので、それらをもとに前期課程における「国際教養」の“コア・カリキュラム”を明確化していくことが可能になった。今後も推し進めていく必要がある。

  • IB委員会

MYP・DPのBQCを各教科で協働的により充実させていくための方策が必要である。DPプログラム評価での指摘事項である学問的誠実性指導の充実にさらに体系的に取り組む必要がある。

 

  • 生徒保護者による学校評価アンケートより
    • 「学校は世界に生きる学力と教養を身につけさせている」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生徒89.3%、保護者89.4%だった。
    • 「学校は多様な表現やコミュニケーション能力を育んでいる」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生徒93.6%、保護者93.8%だった。
    • 「学校は多様性の意義を認識し寛容性・耐性を育んでいる」という質問に対して、「そう思う」「ややそう思う」と回答した生徒90.8%、保護者89.7%だった。

 

  • 学校関係者評価委員会
    •  ISSがIBプログラムやSSH、WWLなど多くの先進的な教育プログラムへの参加・実践を通して特色ある学校経営を目指していることは、大いに評価されるべきである。日頃から先進的な教育プログラムの開発に携わっている教員の熱意が評価に値する。一方で、複線的なカリキュラムを実践していくためには、学内に多くの委員会等の設置が必要となり、必然的に教員が複数の分掌を同時にこなしていかないと運営が出来ない状態にあることが考えられる。このような状況下で、学校が直面している「働き方改革」をどうやって進めていくかが学校運営上の最大の課題となる。次年度以降、委員会の統廃合や校務分掌の中で必ずしも教員が行わなくても良いであろう業務の一部アウトソーシングを進めるなどの思い切った改革を進めていかれることを望む。
    • 生徒・保護者による学校評価アンケートの結果から、「本校に入学して良かった」「学校生活を楽しんでいる」などの項目で肯定的な回答が多いことから、生徒・保護者の多くがISSの特徴的な教育活動を理解し、その中で6年間を過ごすことに対して満足度の高い学校生活を送っていることが伺われる。生徒の自己肯定感が高いことは、主体的な行動を促し、多様な教育活動を展開するISSの大きな柱となっているとみられる。一方で、部活動や進路指導といった個々の生徒に対しての指標では満足度が下がる傾向にある。その背景には、教員の日頃の多忙さが関わっていると考えられる。日頃の部活動指導や進路相談といった業務の一部は外部にアウトソーシングしながら、個々の生徒への対応を進めていくのも良い。特にISSは教員養成系の東京学芸大学の附属であるため、大学と連携をとりながら、こういった人材を大学や学生の中から派遣してもらう制度を考えていくのも学生の教育・支援活動の面からも一案だと考えられる。
    • サイエンス部門及びグローバル部門共に、多岐にわたる分野で様々な研究が行われており、学生自身が課題の発見という研究の端緒から主体的に取り組めていることがうかがわれ、昨年に引続き、大きく評価されるべきである。特に、ドメスティックな問題となりがちな司法に関する分野においても、AIの活用可能性について研究がなされている点が評価される。各教科内にとどまらず、教科横断的に教員の授業力を向上させるため研修の充実を図り利権などの外部研究所のリソースを取り込んだりしているようで素晴らしい。その成果がニュースレターに発表されていていろいろなところで活躍できていて素晴らしい。
    • 学生や大学院生の受け入れ体制もいろいろ考えられていて良い。教育実習指導主事や特別支援教育コーディネーターの指導のもと校内研修等で知識理解を深めている点が素晴らしい。
    • 我が国におけるIB教育普及のために文科省、IB教育推進コンソーシアム、IBOの諸事業に協力しているということで素晴らしいと思う。IBワークショップリーダーや各地での研修講師を積極的に引き受けることができるよう環境整備を行っているところが良い。