[SA]第21回アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー®️日本選手権ボランティア

第21回アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー®️日本選手権が開催!

2024/3/9(土)、町田市総合体育館で実施された第21回アクサ ブレイブカップ ブラインドサッカー®︎日本選手権に、特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会さんよりオファーをいただき、7名の生徒が運営ボランティアとして参加しました。

生徒が学んだ、感じたこと

受付、客席案内、ブラインドサッカー体験ブース、など様々な役割で参加した、今回のボランティア。
参加した生徒からの感想です。

私はお客さんが実際にアイマスクをつけてブラインドサッカー用のボールを使用してシュートする体験ができるブースを担当しました。スタンプラリーのスタンプを押したり、スポンサーの企業が提供してくださった資料やグッズなどを参加賞として配布したり、お客さんが楽しめるようにたくさん声かけをして場の雰囲気を盛り上げる役割でした。ブースでの体験を通じて、お客さんに少しでもブラインドサッカーについて知ってもらい、興味を持ってもらえるように笑顔で楽しく行うことを意識できました。

お客さんに、どのエリアの客席かを誘導する担当だったが、なかなかお客さん側から声をかけられるということがなかった。そのため、同じ担当だったスタッフの方とうまく連携を取りながらお客さんに対して積極的に「何かお困りでしょうか?」などと声がけをすることが誘導をする上で大切だと感じた。また、試合の後は笑顔ではきはきと「ありがとうございました」と言えたことがよかったと思う。

また、ブラインドサッカーというスポーツにも衝撃を受けたようです。

ブラインドサッカーを見るのは2度目でしたが、前回のチームとは違うチームを見ることもでき、それぞれのチームの個性に気づきました。知っている選手もいて、ゴールが決まった瞬間や雰囲気は見に行った人しか味わえず、貴重でとても楽しい時間になりました。

ブラインドサッカーを観戦するのは今回で二度目だったが、前回とはまた違った視点で迫力や熱量を感じながら観ることができた。さらに、目をつむると選手らが声を通してコミュニケーションをとっていることが感じられ、私たちが普段スポーツをする際と共通するところがあると感じた。

ブラインドサッカーを間近に見て勢いのあるプレーに圧倒されました。選手達は目隠しをしているにも関わらず、ボールから聞こえる音を頼りにボールの位置を把握してドリブルやシュートをしていました。まるでハンデを感じさせない、音と感覚だけでのプレーとは思えないほどのパワフルなプレーに驚きました。

ブラインドサッカーの試合を生で見るのは初めてだったので、想像以上に選手たちや周りのゴールキーパーやガイドの人たちが声を出してたくさんコミュニケーションをとっていて驚いた。そしていかに選手たちが周りの音を頼りにプレイしているかを感じることができた。選手たちのボールを運ぶ姿やゴールを決めた瞬間がとてもかっこよくて見ていて楽しかったし、自分がボランティアの体験ブースでの経験を通じてブラインドサッカーの難しさを実感していたからこそ改めて選手の凄さを実感できた。

帰り際のお客さんの中には白杖をついている観客が健常者のお連れと楽しそうに話しているのが印象に残っている。このスポーツは選手たちだけが障害を乗り越える主役でなく、人々にスポーツを実感する楽しさを伝え、勇気づける役割があると感じた。

日本ブラインドサッカー協会さんからのオファーは、昨年7月に続き2回目でした。2度目の参加の生徒は、よりブラインドサッカーへの関心が深まったようです。

こうしたボランティアの機会を通して、インクルーシブ社会の実現や、スポーツの力についても、理解を深めていってほしいと思います。

今回の優勝は、free bird mejirodai でした。
可愛らしいロゴのチームです。
https://www.b-soccer.jp/club_team

そして、ブラインドサッカー男子日本代表は、パリパラリンピックへの出場が決まっています。
みんなで応援しましょう!

日本ブラインドサッカー協会
https://www.b-soccer.jp/

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