4年生(15回生)の八代由芽さんと山本真優さんが、日本化学会関東支部主催の第42回化学クラブ研究発表会(2025年3月25日)において銅賞を受賞しました。
研究タイトルは、「タマネギから抽出したケルセチンの紫外線による変化の測定~植物由来の紫外線吸収剤への応用を目指して~」です。この研究は、環境負荷が懸念される日焼け止めの成分を植物由来の物質で代替することを目的としています。
具体的には、タマネギに豊富に含まれるケルセチンに紫外線を吸収する効果があることを明らかにし、さらに紫外線照射によるケルセチンの構造変化についてもさまざまな測定から示唆することができました。
審査員の先生方から今後の研究の進め方についても貴重な助言をいただき、今後も引き続き研究を継続・発展させていく予定です。