Kranji Secondary School、東京学芸大学附属高校 オンラインによる研究交流会

4/25(金)にシンガポールのKranji Secondary School、東京学芸大学附属高校と本校でオンラインによる研究交流会を実施しました。

3校は昨年度から東京学芸大学主催課題研究成果発表会への参加などを通して少しずつ研究の交流を深めてきています。今回は各校からの研究発表と議論を活発に行うことが出来ました。研究内容も多様で科学的、文化的、社会的側面から学際的に意見を交換できました。今後も海外の学校との連携を強めていきたいと考えています。

 

3校連携の発表会に参加して 

4月25日に開催された研究交流会に参加しました。1年生から取り組んでいるISSチャレンジにおいて、私にとって初めての外部発表となり、多くの気づきを得ることができました。 

私は、「なぜ私たちは醤油の焦げた香りに魅了されるのか」について研究をしています。醤油せんべいがいい香りだな、と感じた個人的な興味から、研究テーマに選びました。1年目は、どうやったらこのテーマをISSチャレンジとして研究を深められるかを分析し、最終目標を「醤油の焦げた香りが日本文化の一つとして世界に発信できるのか」に定め、3年間の研究としました。 

二年目の研究となった2024年度は、「醤油の焦げた香りが世界に通じるか」をテーマに、ISS生、シンガポール・クランジ高校、台湾・右昌中学(在住市の派遣事業で交流した)の皆さんにご協力をいただき、醤油の焦げた香りについての意識調査を行いました。今回の研究発表会では、この2年目の研究結果について発表しました。 

今回の発表では、「アジア以外の主食が違う国では、アンケート結果にどのような違いが表れると予想するか」などの質問を受け、アジア以外の反応に研究を広げることの大切さに気が付く機会となりました。 

この経験を活かし、2025年度も引き続き、研究を深めていきたいと思います。 

最後に、研究のご指導、英文チェックにご協力いただいた先生方、またこのような機会をいただいたことに感謝します。 (3年 原 夏月)

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