【15回生】無事にタイWCを終えました!

11/13(木),タイWCもいよいよ最終日となりました。本日は「学校交流・コース別研修」を実施し,A〜Dの4コースに分かれて,それぞれ特色ある学習プログラムに参加しました。

午前中は,すべてのコースで現地校との学校交流を行いました。授業に参加して学び方の違いを体験したり,現地の高校生と英語でディスカッションをしたりと,生徒たちは積極的に他者の視点を理解しようとする姿勢が随所に見られました。異文化の中でも臆することなく関わろうとするその姿は,まさに心を開く人として成長しつつある証と感じられました。

昼食は,現地の生徒たちと同じテーブルを囲み,学校生活のこと,休日の過ごし方,日本とタイの違いなど,高校生らしい話題で大いに盛り上がりました。言語も文化も異なりながら,同世代ならではの共通点を見つけ合い,自然に交流が広がる瞬間が多く見られました。

午後はコースごとに分かれ,

  • 市場を巡って生活文化を学ぶ活動
  • ポメロガーデンでの農園・地域産業の見学
  • スラム地域におけるコミュニティの取り組みの観察
  • ムエタイやタイ舞踊・音楽の体験

など,多様な視点からタイ社会への理解を深める研修を行いました。自分の目で見て考え,仲間と対話しながら学びを広げる生徒たちの姿が印象的でした。

 

帰国してまだ数日ですが,タイの友人に会えない寂しさと,この5日間を駆け抜けた達成感,そして心地よい疲労が入り混じりながら,一人ひとりが大きな学びを胸にこの週末を過ごしました。

またいつもの生活(現実)が始まります。ISS生活の終わりも少し見えてきたようにも感じます。ワークキャンプを通して得た経験が,今後の学習や将来の選択に確かな意味をもたらすことを願っています。頑張れ,15回生!!!

 

About the author: TGUISS