現在、総合メディアセンター(図書館)にて IB MYP の集大成である「パーソナルプロジェクト」の展示を行っています。パーソナルプロジェクトは、生徒が 3 年生から約 1 年間をかけて、自身の興味・関心に基づいたテーマを探究し、その成果物を 4 年生で提出する取り組みです。
総合メディアセンターに入ると、まず戦国時代をモチーフにしたボードゲームが目に留まります。歴史に関心のある 1 年生が、作品を制作した 4 年生から遊び方の説明を受けていました。その隣には、ふわふわとしたナマケモノの編みぐるみが展示され、訪れる生徒たちに親しまれています。

このほかにも、次のような多彩で創意工夫に富んだ作品が並んでいます。
- タンポポ料理のコツを紹介する子ども向け絵本
- 滑りにくいチェロ用エンドピンストッパー
- 保護犬について理解を深めるリーフレット
- 日本の中高生の日常を描いたオリジナル漫画
- 世界一周旅行を提案するガイドブック
- 切り紙を活用したカードゲーム
- 光が丘公園の変形菌ガイドブック
- 思春期特有の心の揺らぎをテーマにした絵本
- ジーンズを再利用して作ったバッグや小物
- ハムスターの飼育や生態を紹介する低学年向け絵本
- 古着を活用して制作した浴衣

生徒たちは、メンター(スーパーバイザー)との面談を重ねながらテーマを深め、計画を立て、試行錯誤しつつ作品を完成させてきました。ここで紹介しきれないほど多くの力作があり、すべてをお見せできないのが残念です。
今回の展示が、後輩たちにとって刺激となり、好きなことを時間をかけて追求する学びの楽しさにつながることを願っています。4 年生のみなさん、本当によく頑張りました。お疲れさまでした。