今年度、6年生が受講できる国際A・B科目は、全9講座が開講されています。
そのうちの一つである国際B「同時代史探究」では、「脱構築」をテーマに、現代において当然視されている価値観や概念、歴史的事象を問い直すことを学んでいます。
最初の題材として、ミシェル・フーコーの『監獄の誕生』を手掛かりに、近代において発達した「規律訓練」とはどのようなものかを検討しています。

特に、「規律訓練」を可能にする前提として、対象を分節化し分析する「知」の構成や、対象に向けられる「まなざし」が構築する権力のあり方について、日常生活におけるさまざまな事象と関連付けながら思考する様子がうかがえました。
今後は、同時代を問う思想史的課題に加え、自身の関心を同時代史として探究する活動にも取り組んでいきます。