本校における高校留学

本校では、将来グローバルに活躍できる人材育成の観点から、後期課程における高校留学に取り組む生徒を応援しています。

本校の規定では、留学期間が1年以内の留学について、留学先の学校において標準的な1か年のカリキュラムを修了した場合に、「留学」の単位を認めています。これにより、留学前に所属していた学年に復学することができ、学年をおとさずに卒業することも可能です。

令和5(2023)年度 高校留学実績

在籍学年 人数 留学先
4年生 2名 アメリカ合衆国
1名 イギリス
1名 フランス
1名 オーストラリア
1名 南アフリカ共和国
6名

令和4(2022)年度 高校留学実績

在籍学年 人数 留学先
4年生 2名 カナダ
1名 ドイツ
1名 フィンランド
1名 インド
5年生 1名 スペイン
6名

令和3(2021)年度 高校留学実績

在籍学年 人数 留学先
4年生 3名 アメリカ
1名 オランダ
5年生 2名 アメリカ
1名 フィンランド
2名 ドイツ
2名 フランス
11名

令和2(2020)年度 高校留学実績

在籍学年 人数 留学先
4年生 2名 カナダ
2名

短期留学

St. John’s College(男子校)、Sacred Heart Girls’ College(女子校)へ毎夏短期留学(約1ヶ月間)を2011年より派遣実施しています。現地ではホームステイをしながら学校に通い、通常の授業を受けます。新型コロナウイルスの世界的流行により、2020年より派遣を一時中止していましたが、2024年夏よりSacred Heart Girls’ College(女子校)への派遣を再開しました。2025年夏は男子校・女子校ともに派遣予定です。以下、夏のプログラムに参加した生徒の声です。

5年女子 2024年 派遣先 Sacred Heart Girls’ College

ニュージーランドでの生活は毎日が刺激的で、これまでの人生の中で最も濃密な一ヶ月間となりました。新しい環境のなか、初めは楽しさよりも緊張と不安な気持ちが勝る日々でしたが、たくさんの温かいサポートのおかげで徐々に慣れていくことが出来ました。充実したニュージー生活で特に印象に残っているのは学校のカパ・ハカクラブに参加したことで、先住民マオリの伝統的な歌を歌ったり踊ったりする貴重な体験をさせていただきました。はじめて参加した練習で男性と女性の歌や踊りの調和が生み出すカパ・ハカならではの雰囲気を感じた時のあの感動は、今でも鮮明に記憶しています。その他にも、週末にはホストファミリーと遠出をしたり、放課後には友達とお出かけしたり、抱えきれないほどの思い出を作ることができました。この短期留学を通して、新しいことにも果敢に挑戦すること、違いを受け入れることなど、人として一回り大きく成長できたように感じますし、あの一ヶ月間のニュージーランドでの留学生活の全てが私の一生の宝物となりました。この留学プログラムに携わってくださった全ての方々、また、留学先で出会った全ての方々に感謝したいです。ありがとうございました。

4年男子  2019年 派遣先 St. John’s College

学校の友人たちと

僕はSt. John’s collegeに通い、カトリック系の教育を受け、キリスト教の教えや習慣など、日本ではなかなか触れられないものに触れることができた。また、学校のサッカーチームに所属し、現地の友達と練習や試合などを楽しんだ。夕食時にはホストファミリーとラグビーの試合を観戦しながら、日本やニュージーランドについてしゃべりながら楽しい時間を過ごすことができた。また、休日にはハミルトン市の都市部で友達と映画を見たり、ご飯を食べたりと、非常に楽しく充実した4週間を過ごした。

 

留学生の受け入れ

本校では、2013年度より留学斡旋団体を通じて海外からの留学生を受け入れています。これまでにアメリカ、インドネシア、スウェーデン、中国、トルコ、ニュージーランド、フィリピン、モンゴル、フィンランド、エジプト、ドイツからの留学生を受け入れました。海外から本校に来た留学生達は、生活・学習経験を通じて日本を学びます。また、本校から海外に留学した生徒達は、海外から見た日本や日本の文化の面白いところ、留学先の国について紹介しています。それぞれの留学生が本校の生徒達へ海外に触れ学ぶ機会を与えあっています。

なお、本校は個人の申し出による留学は受け入れておりません。併せて、体験入学も行っておりません。