UCL-Japan Youth Challenge 2023 No.1

7月21日(金)~31日(月)までロンドンを中心にUCL-Japan Youth Challenge 2023が開催されました。
久々の対面実施となりました。本校からは2名(4年生1名、5年生1名)が参加し、充実した研修となりました。

7月21日(金) 出国~到着
約15時間のフライトを終えて、ロンドンヒースロー空港に到着しました。誰もマスクをしていない状況に驚きながら、他の参加者を待っていたところ、本校4回生の木村健太郎くん(2016年UCL-Japan Youth Challenge参加者)が出迎えてくれました。今回の参加者は13回生と14回生ですので、偉大な先輩との出会いになります。バスが出発するまでの間、木村くんからUCLの心構えやISS在学時のお話をしていただきました。ISSの卒業生の偉大さを感じた瞬間でした。木村くんは仕事の都合で日本に一時帰国し、その際にはサッカー部のOB会にも参加されるそうです。

7月22日(土) 立教英国学院での交流
日本のものよりも遥かに大きなバスに乗り込み、ヒースロー空港から南に100キロほどのところに立教英国学院に向かいました。ここで他校の参加者とも合流し、英国での生活が本格的に始まりました。参加者は男女別の寮で4名程度の相部屋で生活を送りました。初めはぎこちなかったコミュニケーションも、時間が経つにつれて旧知の友とのもののように感じられました。
生徒はリクリエーションとして、フットボールやドッヂビーを楽しんでおりました。生憎の天候でしたが、男子生徒を中心にグラウンドで雨に打たれながらもボールを追う姿が印象的でした。生徒が楽しむ裏では、引率教員を対象とした”Academic Meeting”が開催されました。ここでは、英国の教育システムや、教員養成の方法などの講義を受け、今後の教育の在り方を参加者同士で議論しました。参加者の専門科目も多岐に渡っており、刺激の多い議論となりました。

7月23日(日) ケンブリッジ観光
午前9時ころに立教英国学院を出発し、ケンブリッジに向かいました。3時間のバスの旅は初めこそは生徒の声であふれていましたが、次第に静けさが増していきました。前日のレクリエーションや長旅の疲れが出たのか、眠っている参加者が多かったです。
ケンブリッジに到着し、Robinson Collegeで昼食をとり、ケンブリッジ観光に出かけました。まずは全員でPunting(手漕ぎ船)を楽しみ、その後はUCL-Japan Youth Challengeの過去の参加者などのボランティアの皆さんにご協力いただき、グループ観光に向かいました。King’s Collegeを外から眺めたり、博物館を訪れたり、お土産を買ったりと思い思いに過ごしていました。英国では、日曜日は17時に閉店してしまうお店も多く、閉店10分前にスーパーマーケットに駆け込み、飲み物やお菓子を買い込むグループもありました。
夕食は正装に身を包み、英国の伝統的な形式でいただきました。過去のプログラムではOld Collegeの形式(ハリーポッターの世界のように、先生や要職の方が前方に並んで生徒と違うものを食べる)を採用していたようですが、今回はNew Collegeの形式(立場に関係なく、全員が同じテーブルを囲んで、同じものを食べる)を採用したとのことです。本格的なコース料理をいただき、満腹になりました!