UCL-Japan Youth Challenge 2023 No. 2

7月24日(月) University of Cambridge

宿舎のあるRobinson Collegeから徒歩で30分程度移動し、University of Cambridgeにて本格的に講義が始まりました。現地の先生方のご都合もあり、この日は午前に講義が2つ、午後に4つの講義が行われました。いずれの講義も内容が難しく、高い英語力が求められるものでしたが、生徒は一生懸命に講義に臨んでいました。質疑応答の時間では各校ともに積極的に質問を投げかける姿が見られました。本校の参加者も的を射た質問をし、講義をされた先生から”It is a really good question.”とお褒めいただきました。最後に講義をしてくださったDr. Bertrand Flipoにお土産をお渡ししました。学校グッズと練馬区で作られたお菓子と風呂敷を喜んで受け取ってくださいました。

夜はケンブリッジにいらっしゃる日本人の若手研究者のみなさんとの交流会が行われました。University of Cambridgeで研究室をお持ちの先生や、ポスドクとして働かれている方、さらには今秋にオーストラリアの大学に異動される予定の東京大学の先生まで、普段の生活ではなかなかお目にかかることができないような方々と交流を深めることができました。研究者という道を選んだきっかけや、海外に進学すること、海外での生活、高校在学時の思い出などをお話しいただき、生徒も明日の自分の姿を重ねながら聞き入っていたようでした。2時間の交流会もあっという間に終了し、寮への帰り道でも途切れることなく話し続けるくらいに影響を受けたようでした。

 

7月25日(火) University College London

2日間のケンブリッジでの生活を終え、ロンドンに向かいました。ここから5日間のUCL Grand Challengeが始まります。初日は“Resilience”についてのWorkshopが行われ、”Explore resilience of the future global society (2030/2050).”ということについて議論を重ねました。UCLのボランティア学生がファシリテーターとして議論をサポートし、生徒たちは考えを深めることができたようです。議論の進行に合わせて、UCLの専門のスタッフが、生徒が議論している内容を絵にまとめてくれました。各グループともに、自分たちの議論や考えが可視化されることでより一層理解も深まったようです。

UCLの寮に戻って夕食をとりましたが、イメージした通りのロンドンの食事でした。日本を離れてまだ数日ですが、少しずつ日本食が恋しくなってきた参加者が増えてきたようにも感じます。UCLには私たち以外にも多くの方が生活しており、賑やかな時間が流れていました。