UCL-Japan Youth Challenge 2023 No. 4

7月29日(土) グループ別London観光

昨日まで多くの講義を受け、ワークショップやプレゼンテーションに一生懸命に取り組んできました。この日はグループに分かれてロンドン観光に出かけました。事前に各自に実施したアンケートに基づいてグループ分けされ、「歴史」「美術」「サッカー」「食」などのテーマに沿って観光しました。

多くのグループがまず向かったのは大英博物館でした。古代エジプトの象形文字の解読において重要な手掛かりとなったロゼッタストーンに夢中になっている生徒が多かったです。土曜日ということもあり、世界中からの観光客で賑わっていました。大英博物館には常時15万点も展示されており、入場料が無料ということにも驚きが隠せませんでした。

その後はビッグベンやタワーオブロンドン、ロンドンブリッジなど名所を回りました。昼食にフィッシュアンドチップスを食べ、ロンドンの街並みを存分に楽しみました。グループ観光ではありますが、その中でも30分程度個人の自由時間がありました。書店で洋書を買う生徒もいれば、大量のお菓子やチーズを買い込む生徒もおりました。9:30~16:00までのグループ観光で約20,000歩も歩いたようです。引率者の方がクタクタになってしまいました…。

夕方から夜にかけて修了式とFarewell Partyが行われました。UCL-Japan Youth Challengeの立案者である大沼信一教授から、参加者ひとりひとりに対して修了証が手渡されました。参加者のコメントを聞きながら、いよいよ帰国日が迫っていると実感しました。その後は30枚以上のピザを囲んでのFarewell Partyの予定でしたが、待てど暮らせとピザが届きません…。1時間ほど経ってから五月雨式でピザが届き始めました。生徒はピザを待っている間、日英両国のヒットソングのカラオケ大会を楽しんでおりました。自己表現する力については英国の生徒たちは「さすが!」の一言に尽きます。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、英国最後の夜を迎えます。生徒は荷物をパッキングした後は、夜遅くまで友人たちと語り合っていたようです。

 

 

7月30日(日) ウィンザー城見学、帰国の途へ

UCL-Japan Youth Challenge最後の1日です。帰国便までに時間の余裕がある学校はウィンザー観光に出かけました。10日間にわたって生活を共にしてきた参加者約100名ですが、帰国便に応じて少しずつ解散していきます。朝食前に出発する学校もあれば、寮を出発するタイミングでお別れになる学校など様々です。

夕方から夜に出国する便を利用する学校の参加者はウィンザー観光に出かけました。故エリザベス女王がこよなく愛したとされるウィンザー城も見学し、その美しさに感動しました。後半は雨も降りだし、少し寒かったですが、ゆっくりとお土産を買う時間もありました。

すべてのプログラムが終了し、いよいよ帰国の時がやってきました。帰国便の航空会社によってヒースロー空港のターミナルも違いますし、搭乗口も異なります。生徒たちは涙ながらに別れを告げ、それぞれの帰途につきました。悪天候のため、ヒースロー空港の離陸が1時間30分ほど遅くなってしまいましたが、それも良い思い出の一つです。

4年ぶりに英国にて対面開催されたUCL-Japan Youth Challenge 2023。英語力に磨きがかかったり、異文化体験ができたり、視野や世界観が広がったりと多くの学びがあったと思います。そして、日本全国、英国に同じ志を持つ仲間ができたことが何よりの収穫になったのではないでしょうか。ここで得た経験を胸に、これからの生活にも一生懸命に取り組んでもらいたいと思っています。