東南アジア諸国の高校生が本校を訪問、交流しました

文部科学省では、東南アジア教育大臣機構(SEAMEO)と共に、「SEAMEO-Japan ESD Award」という、東南アジア地域の学校における優れたESD活動の取組を表彰する事業を行っています。

 この大会で優勝した次の学校の優秀な高校生たちが日本を訪れ、本校の生徒たちと交流を行いました。

2019年優勝校 フィリピン サウス・ヒル・スクール

2020年優勝校 マレーシア SM セント・パトリック・タワウ 中学校・高校

2021年優勝校 シンガポール クランジ中学校・高校

2022年優勝校 フィリピン ラ・フィリピーナ国立中学校・高校

 

午前中に本校に到着した皆さんは出迎えた本校生徒とともにペアとなって授業に参加しました。国語や社会の授業で日本語がわからないときは本校生徒が訳して伝えます。体育のマット運動は生まれて初めての体験の生徒もいて、周りに支えられながら見事に倒立前転をしました。

お昼休みはクラスの仲間とともにお弁当を食べ、午後は書道体験です。

初めての生徒も上手に漢字を書けました。

ホームルームの時間は、互いの文化交流です。本校からはけん玉や縁日でのゲーム、折り紙、盆踊りなどを紹介し、各国からは伝統舞踊や学校紹介スピーチなど、歌って踊ってとても賑やかになりました。放課後は清掃も体験、交流委員会の生徒たちと様々な活動をし、盛りだくさんの1日となりました。

後日、日本での全てのプログラムを終えて生徒は皆、一番印象に残ったのは本校への訪問であった口をそろえて言ってくれたと伺いました。

海外の文化に触れたとき、はじめて自分の国の文化に気付くことがあります。今回、SEAMEOで来日した高校生の皆さんと交流してISSの生徒たちもたくさん学ぶことがありました。海を越えた遠い国々の同世代の仲間たちが、同じ空のもと平和な世界と持続可能な社会の構築を目指していると実感し、とても心強く感じます。

今回来校してくれた皆さん、ありがとうございました!

いつかまたお会いできることを祈っています!