ブラインドサッカーの大会ボランティアに参加しました!

2025年2月15日(土)に開催された、ブラインドサッカー女子国際親善試合「さいたま市ノーマライゼーションカップ2025」(於:サイデン化学アリーナさいたま)の大会運営ボランティアに14名の生徒が参加しました。
日本代表チームが世界ランク2位のインド代表チームを対戦しました。
結果はこちら
生徒たちは、ブラインドサッカーの迫力に驚き、そして「ノーマライゼーション」という言葉を自然と考えるようになったようです。
生徒の感想:
ボランティアで誘導を担当しました。以前のボランティアでも同じく誘導で参加したのですが、その際に来場者の方からの質問にうまく答えられなかったことがありました。それを踏まえて今回は、事前に少し歩き回って、ある程度会場の情報を入れておくなどの改善を行ったので個人的には納得のいく活動ができたと思います。撤収の際も、一人一人が自分のできる仕事を積極的に行っていたり、自分一人ではできない仕事も誰かに頼ってやり遂げるなど、助け合いが感じられる温かい現場でした。また、試合もほぼ通しで見ることができたのですが、私が今まで見た中で一番展開が盛り上がった試合でした!
ブラインドサッカーはキーパーが晴眼者(もしくは弱視者)というのもあってなかなかゴールが決まらないと思っていたけれど、ゴールも見れて、そのすごさを実感しました!
景品交換ブースを担当しました。リラックスしてボランティアをできたので、自然と笑顔でいられる時間が増えました。ありがたいことに、試合だけでなくダンスパフォーマンスなども楽しませて頂き、ブラインドサッカーを知る、また盛り上げる良い機会に携われて、とても良かったです。
私は今まで、障がい者=可哀想というイメージをもっていたのですが、プレーしている選手たちは健常者と思えるほどで、今までの印象が大きく変わりました。今後も、障がいを持つ方の支援に携わってみたい、と思いました。
ガラガラを回すブースのお手伝いを行いました。ブラインドサッカーの選手と一緒に働いたのですが、これまでに障がいを持った方とボランティアをした経験がなく、とてもいい機会になったと思います。ガラガラを回してくれる人の中にも、車いすの方や白状を持った方など様々な方々がおり、イベントをとても楽しんでいる様子を見て、「多様性のある社会」とはこういうものだと思いました。VRでブラインドサッカーを体験できるブースがありました。前が見えないと方向感覚がなくなって自分が今どこにいるのか分からなくなり、ずっと壁にぶつかってばかりでした。実際にブラインドサッカーを見ると、選手たちは目が見えなくてもパスをつなぎ、相手をブロックしていてすごいな、と尊敬しました。いろいろな人と関わることができ、とてもいい経験になったので、ぜひまた機会があれば参加したいです。
ガラガラを担当しました。抽選会場でベルを鳴らす役なのかな、と私は最初想像していました。しかし、業務内容は決してそのようなシンプルなものではありませんでした。担当したのは、ガラガラの運営係であり、ヘルプマーク普及大使である方と協力して場を盛り上げていく役割でした。その方は目が不自由なので、出た玉が何色か伝えるためにも大声で元気にアナウンスすることを心がけました。しかし、それはその方だけのためではありません。ガラガラを回した、もしかしたら目には見えない障がいをもつ人のため。周りで何色が出たか気になっているかもしれない誰かのため。要するに、その場にいる「みんな」のため。誰だってみんなと「一緒」である権利がある。今回は、そんな「ノーマライゼーション」について考える良い機会になりました。
ガラガラとスタンプラリーの景品を交換する役割でした。スタンプラリーやガラガラをやりに来る人は小さい子どもが多かったです。みんなかわいく、ありがとうと言ってくれるので大変な仕事ではあったけれどとても嬉しい気持ちになれました。また、ブラインドサッカーというイベントということもあり、目に障がいを抱えている人も数名いらっしゃいました。その時には、選べる景品の説明を詳しくするなど、対応を変える必要がありました。初め目に障がいを抱えている人がいらっしゃった時は先輩が対応して見本を見せてくれたので、それからはしっかりと対応することができました。ブラインドサッカーに触れて、視覚に障がいを持つ方を身近に感じることができました。