Next Generation Meeting(SSH交流研修:長崎県立大村高等学校・筑波大学附属駒場高等学校)2024.07.31-2024.08.02【SSH】

SSH長崎研修1日目(7/31)・長崎到着!

大村高校の文理探究科の80名と筑波大学附属駒場高等学校5名との合同研修が始まりました。初日から早速事前学習課題であった「長崎の世界遺産「端島(軍艦島)」をどうしていくべきか」を踏まえ、ディスカッションを行い、東京と長崎それぞれの高校生の立場からの意見や考えを出し合いました。1日目終了後は新地中華街や出島を訪れ、短時間ではありましたが長崎の魅力に触れることができました。

 


SSH長崎研修2日目(8/1)・端島(軍艦島)上陸!

長崎研修2日目は世界遺産 端島(軍艦島)へ上陸することができました!
船から見る多くの島々と海の美しさは格別ですが、端島は映像や写真で見るのとは全く異なった世界で、今回の研修の共通命題についてそれぞれが深く考えさせられるような現実を目の当たりにしました。午後は市役所で様々な立場からのお話を伺いました。端島の元住民の方のお話は参加した生徒たちに非常に強い印象を残した様子でした。端島が閉島したのは1974年。それからちょうど50年の今、数千人の人生や生活が確かにそこにあったという事実をわたしたちがどう考えるのか―そうした問いを突き付けられた意義ある時間でした。本校生徒は積極的に質問し、ISSのAgent of Changeとしてのミッションを果たしていました。
夜は筑駒生たちと大村市の夏の花火大会と夏祭りを見に行き、地域のお祭りの盛り上がりを体感しました。

 


SSH長崎研修3日目(8/2)・最終日!

研修最終日は、筑駒生たちとの合同チームで「文化財の保存と活用の問題」そして「端島(軍艦島)を今後どうすべきか」について検討・ディスカッションし、最終プレゼンを行いました。3時間のディスカッションで4分のプレゼンにまとめるというタフな作業でしたが、本校生徒も筑駒生もギリギリまでよいものに仕上げようと努めていました。大村高校の生徒たちのプレゼンテーションも非常に考えられた素晴らしいものが多く、本校生徒にとっても刺激の多い時間でした。