コロナ禍を超えて調理実習!(家庭科・MYPデザイン科)

家庭科では、コロナ禍で停止していた調理実習を2学期より再開しました。

5年生は教育実習期間中(9・10月)に教育実習生が授業を担当し、和食の調理をおこないました。

2年生、3年生は11月・12月にハンバーグと野菜スープの調理をおこないました。前期課程の生徒たちは本校入学後初めての調理実習となります。

皆前日から楽しみにしていました。

<5年生>

食材の切り方、調理の段取り、グループ内の役割分担はバッチリ予定通りです。

調理室から良いにおいが漂ってきています。

豚バラ大根、大根の浅漬け、ほうれん草の胡麻和え、みそ汁が出来上がりました。

家から持ってきたおにぎりでおいしくいただきました。

<2・3年生>

この日は前期課程の生徒たちによるハンバーグづくりです。

栄養や予算を考えた献立作り、調理方法は予習済みです。

いい焼き色です。

おいしくいただいた後の片付けも調理技能の一つ。素晴らしいチームワークであっという間にきれいになりました。

<授業担当者から>

一昨年度、昨年度は残念ながら調理実習ができませんでしたが、今学期よりようやく実施することができました。ご家庭でも準備等いろいろと協力いただきありがとうございました。

調理実習を楽しみにしている生徒は多いようですが、「家庭科の授業の中でおこなう調理実習」はただ楽しむためだけにおこなう調理ではありません。また生活の中での経験だけではなく家庭科の学習歴も生徒によって異なります(国によって教育課程が異なるため)。

そのため、調理実習では(家庭科の他の分野の学習でも同じですが)各自が生活の中から課題を見つけ、それを解決するためにどのような方法をとればよいかを考え、実際に調理実習の中で行ってみて、終了後に振り返る、という流れを重視しています。これはMYPのデザイン科として、また、文部科学省の家庭科の目標として示されているものとも一致します。また課題の解決に向けて必要な知識や技能についての学習もあわせて行います。

3学期は、1年生は豚のしょうが焼き(入学後初めての調理実習となります)、2・3年生は魚料理(鮭のムニエル、鯵の塩焼き、鰯のつみれ汁、鰯の蒲焼などから選択)、5年生は菓子の調理に挑戦する予定です。

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