本校1年生が、10/23-10/25の予定で富士ワークキャンプに来ています。
初日はあいにくの雨模様で富士山には会えませんでしたが、2日目の朝には美しく雄大な姿で私たちを迎えてくれました。
国際教養の3本柱「理数探究」「人間理解」「国際理解」のコース別に分かれたフィールドワークでは、歴史、文化、芸術、観光、地形、火山、植生、動物の分布、気候など世界文化遺産にも登録されている富士山を様々な角度から学びます。
ふじさんミュージアム、東圓寺、世界遺産センター、忍野八海、浅間大社、富士山科学研究所、レーダードーム館で学ぶだけでなく、現地で働く人々、生活する人々、国内外から現地を訪れる人々にインタビュー調査も行います。
学びの森では、本校伝統となったコドラート調査を行いました。
森の中の区画された場所の木の本数や太さ、高さを記録します。調査区画内では、野生動物の足跡やフン、木をかじった後なども見つかりました。
この記録は代々の先輩から受け継がれ、森の経年変化を見ることができます。今回の私たちの記録も、来年度以降の後輩たちの研究に役立ちます。
調査の後には森の中を散策し、木の種類による質感の違い、植物の葉のにおい、小さな虫の森での働きなど、自然を五感で感じました。散策のあとは、本日学びの森でご指導いただいたガイドの皆様にインタビューを行いました。
今回の学びが今後どのような研究につながるか楽しみです!