沖縄ワークキャンプ2日目です。生徒は4つのグループに分かれてコース別学習を行いました。
(1)自然との共生コース
自然との共生コースでは、午前中、集落散策とカヤック体験を行いました。実際に沖縄独自の生活や自然を通じ、五感をフルに活用しながら、過去を学び、それを未来につなげる気づきを体験しました。午後には、パイナップルの葉からの繊維を自ら加工し、天然のキーホルダーを作成しました。これまでは資源として考えにくかった素材に目を向けるといった視点で、学びを深めました。
(2)歴史文化コース
歴史文化コースは、琉球かすり会館/首里城/沖縄県立博物館・美術館の3か所を訪れました。琉球かすり会館では、1人ずつ機織り機をつかって沖縄伝統工芸の琉球かすりのコースターを作製しました。首里城では、復元工事が見学できるという貴重な機会となった首里城正殿の立て直しの様子を中心に、ガイドの説明を受けながら首里城への理解を深めました。沖縄県立博物館・美術館では、沖縄の歴史と生態系に関する多くの展示物を実際に見ることができました。
(3)環境コース
環境コースはブセナ海中公園、GODAC、美ら海水族館を訪問しました。美ら海水族館ではバックヤードの見学も行いました。ジンベエザメへの給餌の時間と重なり、水槽の上から給餌の様子を見ることができました。(画像はバックヤード見学の時のものではありません。)
(4)世界と沖縄の未来コース
午前中、JICA沖縄にて海外協力隊のお話をいただき、具体的なお話を交えながら、本当に人を理解するというのは寄り添うことということに行きつきました。 午後はわんさか大浦パークにてシークァーサー摘みを行いました。生徒達の目標までは届かなかったものの、丁寧な摘み方レクチャーのあと40キロ相当のシークァーサーが収穫でき、更に新鮮なシークァーサージュースも飲み、畑仕事を皆で満喫しました。最後は地元の小学生に囲まれて、束の間の交流タイムもあり、人間理解を更に一歩深めることのできる1日になりました。