ハートを4枚集めると、四葉のクローバーの形になりました!
2022年6月、DP美術では”Open Our Hearts”と題して、学校を大学、海外と結んで交流授業を行いました。
- スウェーデンのマルモ大学の先生と学生
- 東京学芸大学の先生方と学生
- TGUISSの美術科とDP5年生
それぞれが自分自身や自分の幸せを表現したハートを制作し、オンラインで共有します。
ハートを4つずつ組み合わせて生まれる、多様なクローバーの共同作品を一緒に鑑賞して交流するという企画です。
本企画は、東京学芸大学・海外大学・本校の美術教育者が協働し、国際連携美術教育プログラムを開発する研究プロジェクトから生まれた取り組みの一つです。
ビデオ会議でつながった画面上には、すでに様々な形のハートが映し出されています。どれも個性が詰まったユニークな仕上がりです。4枚並べると世界に一つだけのクローバーができあがりました。
この後はグループごとに分かれて発表や批評、交流をしました。
造形の異なる葉が集まったクローバーは一見アンバランスで歪なものに見えるものの、そこには私たちが一人ひとり異なる存在であると同時に、それぞれが自分の内に光る個性を持っていることが見て取れます。(生徒談)
DP美術では一人ひとりが自立した芸術家として、自身の主題を視覚的に表現し、受け手や社会に発信していくことを目指し、主体的な芸術活動に取り組んでいます。個性と多様性を理解することや様々な課題に多角的な視野で切り込むことで、物事の本質を批判的に捉える想像力が育まれると考えます。
今回、少ない制作時間ではありましたが、生徒達は創意工夫を凝らし、自分の心を表現することに取り組むとともに、様々な個性や文脈に触れていました。